内容説明
“了”のアスペクト機能とモダリティ機能との一体性を認知的観点から考察した初めての著作。200ページ以上にわたる緻密な分析が“了”の「謎」を解く。
目次
第1章 序論
第2章 動詞直後の“了”のアスペクト操作
第3章 “了”の位置とそのアスペクト操作
第4章 “了”はなぜ「もうすぐ変化」を表せるのか?
第5章 程度表現における“了”―“了”のモダリティ機能とアスペクト機能との認知的一体性
第6章 “了”と文終止
第7章 “了”の「決定語気」は何に由来するのか?
第8章 “〓”
第9章 “在”と“着”
第10章 結論
著者等紹介
劉綺紋[リゥチィウェン]
1967年台湾台南市に生まれる。2004年大阪大学大学院言語文化研究科後期課程修了。博士号(言語文化学博士)取得。現在、大阪大学大学教育実践センター・文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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