内容説明
「余芳(余芳)」とは、後世までに残る名誉、業績のことである。大阪大学は昭和六年(一九三一)年に第六番目の帝国大学として設置されていらい今日まで約七〇年になるが、大学のヒストリーはまた同時に歴代総長の物語である。本書は初代長岡半太郎から第十一代山村雄一まで各総長にまつわる話を『阪大Now』No.5~No.50(一九九八年十月~二〇〇二年七月)に大阪大学名誉教授が連載で執筆したものを編集・収録した。
目次
初代総長・長岡半太郎
第二代総長・楠本長三郎
第三代総長・真島利行
第四代総長・八木秀次
第五代総長・今村荒男
第六代総長・正田建次郎
第七代総長・赤堀四郎
第八代総長・岡田実
第九代総長・釜洞醇太郎
第十代総長・若槻哲雄
第十一代総長・山村雄一