出版社内容情報
ニッコロ・マキアヴェッリ[ニッコロマキアヴェッリ]
著・文・その他
野田恭子[ノダキョウコ]
翻訳
内容説明
ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150。500年間、数え切れない指導者に読み継がれてきた、恐るべき「リーダー論」。いまこそ読みたい、人間と組織の本質を突いた150のメッセージ。
目次
1 覚悟を決める
2 賢くなる
3 信頼される
4 結果を出す
5 権力を守る
6 勝者になる
著者等紹介
マキアヴェッリ,ニッコロ[マキアヴェッリ,ニッコロ][Machiavelli,Niccol`o]
1469‐1527。イタリア・ルネッサンス期のフィレンツェ共和国の政治思想家。少年時代より独学で古典教養を身につける。外交・内政・軍事の官僚政治家となりイタリアはもちろん、フランス、スイスなどで活躍、さまざまな君主と身近に接する機会を持つ。1512年、共和国がメディチ家に倒されると職を失う。メディチ家に提出すべく『君主論』を執筆、没後出版された。理想主義的な思想の強いルネサンス期に、政治を道徳や宗教から切り離した現実主義的な政治理論を創始した
野田恭子[ノダキョウコ]
上智大学文学部心理学科卒業。フリー翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mattu
12
成果を出すために手段を選ばない。どこをgoalにするか明確にしなければ手段に迷わされる。2017/01/16
モート
3
超訳の類だが恐ろしいほどの 台無しで酷い。マキアヴェリが気の毒。こんな誤解まで受けてきたのか。こんな誤解まで引き受けなければならないのか。どうやったらこんな理解になるのか。反吐がでそうだ。エッセンス版であれば齋藤孝さんの「こども君主論」がテイストをしっかり捉えている。各種君主論本を読み返してお口直しをしたい欲求が湧きでてきた。。。こども君主論にはこうある。「多くの激しい言葉が登場するから、ひどいと思い込んでいる人もいるけれど、それはまちがいなんだ」。。。激しい言葉には気をつけたい。。。わたし激しいじゃん。2019/01/16
Takeru Shimo
1
<感想> 完全ある性悪説の立場を取っていた、民衆を馬鹿扱いしたり、見せかけだけちゃんとするってのは、中世ヨーロッパの価値観理解に繋がった。 明徳の思想とは全然違うんだなーって気づき。 <活かせること> ○誰にも憎まれないことは不可能である ○自力で理解する ○常に先に先にと手を打つ ○運がくれるのは好機だけ ○人は恐れや憎しみから人を傷つける ○人は決して昔のことを水に流したりはしない ○悪いことは一気にいいことは小出しに ○戦術を考えぬく ○歴史の勝者に学ぶ ○理想にこだわりすぎない、現実を見る2015/02/08
natsu
1
瀬戸の図書館で。見開きで完結してるから、ページ数のわりに読みやすい。成功は、自分の運と実力で。尊敬されて、敵に回すのはやめておくべきだと思わせるように振る舞う。常に準備を怠らず、悪徳に備えること…マキャベリの、今でも学ぶものの多い警告簡易版。2012/04/19
121312
0
為になる説もあった。心構え等は勉強になった。どの時代も武器を持たぬ者に繁栄はないものだ。2015/01/15