まんがで読破
赤と黒

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  • サイズ 文庫判/ページ数 183p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784872579109
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



スタンダール[スタンダール]
著・文・その他

内容説明

貴族階級が支配する19世紀のフランス。愛を知らずに成長した、材木屋の息子ジュリアン・ソレル。かつての皇帝ナポレオンの立身出世に憧れる彼は、持ち前の頭脳と美貌で貴婦人を誘惑し、成功への切符を手に入れるが…。実在の殺人未遂事件を素材に、恋愛心理の分析と政治思想を盛りこんだ、フランス文学の代表作を漫画化。

著者等紹介

スタンダール[スタンダール]
1783~1842。フランス出身。裕福な家庭に生まれる。ナポレオン軍のイタリア遠征に参加後、官僚として出世するが、王政復古とともに不遇の時代を迎える。1830年、当時の貴族階級の腐敗を痛烈に批判した代表作『赤と黒』を発表。近代文学の先駆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

100
おもしろかった。ナポレオンが倒されたあとのフランスが舞台。革命軍の赤い服に憧れていた青年が、それが果たせないとわかり、野心を抱きながら黒い服を着る聖職者としてのし上がっていこうとする物語。元々優秀なのとイケメンなので女性にもてて、そのおかげでのし上がったり失敗したりする。恋愛論的な内容も含んているのが興味深い。2021/12/23

takaC

53
マチルド強し・・・2018/05/09

EOEO

18
平民からのし上がってやろうという出世欲?がめちゃくちゃすごいジュリアンという青年の話。こういう野心に燃えた人は嫌いじゃないし、ましてやイケメンなら私も惚れてしまいそうだなぁと思いながら読みました(笑)このまんがで読破シリーズにありがちですが、サラッと読めすぎて、いまいち大した感想が出てきません…。時代背景とかを手軽に知ることができるのはいいかな。2023/10/22

スリーピージーン

16
原作は学生の時に、半強制的に読まされて、とーってもつまらなかったのを覚えている。漫画なのでてっとり早く読んだけどとーっても面白い。愛、嫉妬、出世など、時代を問わず人間の悩みの種のカタログみたいな話だ。よくある話と言えば言えるが、こういう古典を読んで感動し、後に続く人間たちは物語を綴るのだろう。それだけテーマが普遍的だっていうことだ。部分的にコミカルな漫画の表現が、親しみをもって物語に入っていけて効果的。漫画で古い名作を読むのは初めてで、もっといろいろ読みたいと思った。つづいてロシアものを読みます。2014/01/11

モコモコ

14
野心に嫉妬に独占欲に不倫…これ…イヤミスじゃん!貴族批判的な作品かと思ったんだけど完全に自滅とも言えるし、裕福な家庭でそだった作者だから勧善懲悪とかと違う仕上がりなのかなぁ2017/05/14

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