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出版社内容情報
エリック・クラプトン[エリッククラプトン]
著・文・その他
中江昌彦[ナカエマサヒコ]
翻訳
内容説明
親友G・ハリスンの妻との恋、息子の死、ドラッグとアルコールに溺れた日々…。苛酷で数奇な音楽人生を赤裸々に綴った、最初で最後の自叙伝。
目次
少年時代
ザ・ヤードバーズ
ジョン・メイオール
クリーム
ブラインド・フェイス
デレク・アンド・ザ・ドミノス
失われた数年間
461オーシャン・ブールヴァード
エル&ネル
ジ・エンド・オブ・ザ・ロード
ヘイゼルデン修復へ
再発
コナー
アフターマス
クロスロード
メリア
あ・ファミリー・マン
ア・イヤー・オン・ザ・ロード
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
54
図書館本。来日を前に本人のことをできるだけ知っておこうと読んだ。赤裸々にその半生が述べられているのだが、いかんせん文章に関しては素人のクラプトン、紆余曲折があるはずなのに平坦な文章のため、なかなかに読むのに苦労した。★★☆☆☆2019/04/02
もとむ
25
最近クラプトンの音楽が(ギターもボーカルも)心地よく、それでこの長い自伝を読んでみたけど…それまで知っていた以上に、かなりの苦しい時代があったこと、今更ながらに驚愕。ここまで告白するとは…と思うほど、かなり赤裸々な内容。父が不明、母ともあまり交流がなく、ずっと祖父母を頼っていた幼少期という背景もあるのかもしれないけど、やっぱり若くして富も名誉も得て、かなりのお金があったことが良くなかったのかなあ、と思いました🤔でも最後はすべてを乗り越え、神、そして家族に感謝して日々祈りを捧げるクラプトン、本当に良かった✨2025/03/22
kaoru
19
もうすぐ来日するクラプトンの自伝。類まれな音楽的才能にも富にも恵まれながら「実の母に捨てられた」苦しみを引きずり、薬物依存、アルコール依存でほとんど廃人ともいえる日々を送り、息子の死という悲劇にも遭遇したが見事に立ち直った。純粋な彼を多くの友人たちが助けてくれたこともあるが、彼を救ったのはやはり音楽だったと思う。彼が生んだ名曲の数々は今も世界のどこかで多くの人を癒しているのだろう。キーボード奏者で友人でもあるクリス・ステイントンが「彼は私が知るなかで最も強い人だ」と言ったのがうなずける気がした。2019/03/17
rakim
9
2年ほど前に洋書の「Clapton: The Autobiography 」を読んでいたのですが、翻訳が出ていたのを知って再度読み比べてみました。原書はわかりやすい英語で読みやすかったのですが、案外多かった固有名詞(ミュージシャンやその他の人の名前、バンド・グループ名、曲名など)で少し不明だったものが翻訳で明らかになったもの多数ありで、良かったです。彼の最新のアルバムはかなりブルース寄りのものですが、その姿勢が一番「らしい」ものなんだ・・と思わせる。誠実に翻訳されている感じでした。2011/02/05
CCC
8
ドラッグ、アルコール、女性、音楽と、周囲を取り巻く環境はともかく、当人は意外と等身大のキャラクター。自分を偉く見せようとしない、衒いのない文章には好感が持てた。しかし、それにしてもヤクとアルコールは怖い。人の人生を没個性的にしてしまう。クラプトンもその手の破滅パターンから抜けだすのにかなりの苦労を背負っています。本にも似たようなことがちらっと書いてあったけれど、ほんと音楽がなければどうなっていたんだろう、この人。2012/10/20