村上ファンドの研究―巨大メディアを狙う「ヒルズ族」の野望

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872576290
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0036

出版社内容情報



水島愛一朗[ミズシマアイイチロウ]
著・文・その他

内容説明

なぜ、村上世彰は「阪神タイガース」「TBS」を狙ったのか?村上ファンドvs.阪神電鉄の戦いは、序章にすぎない!球界、マスコミ界を揺るがす“彼ら”が目指していることとは?「ヒルズ族」や同級生の証言によって明かされた、村上世彰の実像、背後にひそむ人脈とは。

目次

第1章 阪神電鉄に狙いを定めた村上ファンドの脅威(球団上場計画でファンに賛否を問う“村上劇場”の目的;村上代表本人からの「一本の電話」 ほか)
第2章 裸の村上世彰―華麗なる人脈、そして野望とは?(一〇代で一〇〇万円を一〇〇〇万円に増やした経営センス;なぜ、経済人一家にあって東大法学部を志したか? ほか)
第3章 「楽天のTBS買収劇」を演出する村上ファンドの狙い(阪神電鉄と同時に進行していた「TBS買収劇」;共同持ち株会社構想を打ち出した“本当の目的” ほか)
第4章 プロ野球界に激震!!「村上代表vs.渡邉恒雄氏」の舞台裏(横浜ベイスターズ売却を仕掛けた「楽天―村上ファンド連合」;なぜ、USENは横浜ベイスターズ買収に名乗りを上げたのか? ほか)
第5章 四〇〇〇億円を動かす!村上ファンドの実態(大量保有報告制度が特例措置見直しを迫られた背景;阪神電鉄買収の動きが見えなかった理由 ほか)

著者等紹介

水島愛一朗[ミズシマアイイチロウ]
1958年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、(株)経済界に入社。ニューヨーク、ロンドン駐在、「経済界」編集長を経て、98年に独立。各種ビジネス系雑誌に数多くのレポートやトップリーダーのインタビューを執筆する。経営者に対する鋭い視線と、ビジネスの現場で役に立つ、わかりやすい企業分析には定評がある。「日刊ゲンダイ」の連載では、政財界での幅広い人脈を駆使した緻密な取材で注目を集め、新境地を開いた。2005年10月からはフジテレビ情報番組のコメンテーターとしても活動を開始。いま、最も期待を集めている経済ジャーナリストの一人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nekozuki

2
通産省出身の村上さんがファンド運営をするというのは珍しいことなんじゃないだろうか。金融業界に詳らかでない村上さんがこれだけの金を集められたのも人脈の凄まじさだろう。同時期に話題になった堀江さんや三木谷さんも知り合いであったこともなんだか面白い。10年ほど経って、明暗が別れた状態になっているが、また当時のように既得権益にケンカを売る人が出てこないかなあ。2014/04/23

一虎

0
村上さんのやっていることは何なのか?知りたくて読んだが、三木谷や堀江が出てきた。彼らは胡散臭い奴だと思っているが、その善悪は別にして何をしようとしていたのか少し概要がつかめた。プロ野球の世界が彼らにかき回されていたとは全く知らなかった。2020/03/30

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