地獄のアングル―プロレスのどん底を味わった男の告白

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872575248
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報



永島勝司[ナガシマカツシ]
著・文・その他

内容説明

今まで書かなかった、いや書けなかったプロレス団体崩壊の“虚”と“実”が明かされる。

目次

第1章 猪木との確執、そして新日本プロレスを追われる
第2章 長州と作った夢の新団体、それがWJ
第3章 こんなはずでは…誤算だらけの「ど真ん中」プロレス
第4章 プロレスの神様も見捨てたWJの悲劇
第5章 やることなすことすべてドツボ―団体崩壊へ
第6章 何もかも失い、借金と後悔にまみれる現在
第7章 長州よ、さらば!恩讐を越えて決別宣言

著者等紹介

永島勝司[ナガシマカツジ]
1943年生まれ。島根県出身。専修大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。1988年、新日本プロレスリング株式会社に中途入社。渉外・企画チーフプロデューサーとして、旧ソ連や北朝鮮でのプロレス興行や、UWFインターナショナル、全日本プロレスとの対抗戦など数々のヒット企画を生み、「平成のプロレス仕掛人」の異名を取る。のちに取締役にまで出世するも、2002年、新日本プロレスを電撃退団。その年に、盟友・長州力とWJプロレスを旗揚げする。だが、2004年7月、経営の悪化によりWJは活動休止に。現在はプロレス界からは距離を置き、第二の人生を模索中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SU

3
大きい会社にいて、自分はデキると勘違いした人の話でした。2016/01/18

代理

2
読んでて乾いた笑いが出てくる。準備と見通しと人事だけは忽せにしてはいけない(戒め)。いくつかターニングポイントがあったように著者は書くが、そういう希望的な『見通し』こそが崩壊の原因だと思う。もちろん、すべてが個人の原因にはできないが。組織崩壊モノとしては記述がそこまで厳密でもないし、時系列もハッキリとは書かれていない。そのせいでどこか牧歌的な印象を受ける。フロントの杜撰さも、上長の監督責任のほうが大きいと思う。『オヤジ、何やってんだ』『そこまで俺に求めるなよ、長州』2019/05/19

あさねぼう

2
知名度のあるレスラーを揃えながらも、旗揚げから1年と少しで活動休止してしまったプロレス団体の話です。本書もどこまで真実が書かれているのか、うさん臭い部分もありますが、こうした書籍を読むのは初めてだったので新鮮味がありました。やたら悪く書かれている谷津選手や、契約書を返してくださいと経営陣に詰め寄った越中選手など、かつて在籍していたレスラーの名前を見て懐かしい気持ちになりました。石井選手だけは現在でも新日本プロレスで活躍なされていますね。WJ出身組として応援したいと思います。2018/03/09

うえの けいたろ

2
カ、カテエ…2015/06/24

りぃ

1
ダラダラと活字を追うよりは本作中で伏せられていた事項(実は長州の事情で6連戦が挫折した、とか)まで載っている『プロレス下流地帯』内「地獄のど真ん中」を読むことを強くお勧めする。ついこの前までリアルタイムスを通じてプロレス界に関わっていたゴマシオはなぜ復帰しようと思ったのか気になる。2010/01/02

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