ベルナのしっぽ

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872570700
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報



郡司ななえ[グンジナナエ]
著・文・その他

内容説明

27歳で失明した犬ぎらいの女性が、盲導犬とパートナーを組んで子育てをしていく決心をしました。でもその盲導犬のベルナは、途中で目が見えなくなったのです…。この物語は、最後までベルナを引退させずに、家族の一員として看取ることにした犬と人間の愛の物語です。

目次

プロローグ お母さんになりたいな
1章 心を通わせて
2章 初めての町で
3章 赤ちゃん誕生
4章 みんな家族
5章 二人はきょうだい
6章 老いていく日々
7章 ベルナの“反乱”
8章 さようなら、ベルナ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

30
盲導犬のことは知っているつもりでしたが、実際に一緒に巣がされた方の体験を読むと驚くことばかり。人間と同じで褒められれば喜び、無視されればかまって欲しくていたずらしたりけがをしても主人の安全を第一に考えて我慢したり。そして、この著者のこころの強さにも感動です。犬のしっぽは感情を素直の表してくれるとてもだいじな器官。ぺてぺたを主人の足に当たるしっぽが目に浮かんできます。2018/01/27

おーくら

2
犬の寿命とは別に盲導犬としての働きができなくなったときのリタイアしなくてはならないのを最後までみとった話です。一番ショックだったのが郡司さんの失明の理由でした。2016/11/28

ねこ

1
視力を失った筆者が盲導犬とともに暮らし子供を産み育てる。そして盲導犬の老いと死に向き合っていく。まだ盲導犬が認知されていなかった頃から盲導犬とともに各地にでかけ子供たちに講演をした筆者の功績は大きいと思う。2016/10/10

はとり

1
本を読んで初めて涙した本。私にとっては特別な本です。

ふみふみ

1
盲導犬という事がどういう事か、生命と生命の繋がり、様々な思いが胸を否応がなしに揺さぶります。うちの息子も「読もう」と言ってます。

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