内容説明
赤ちゃんの歯は、妊娠7週目ごろに乳歯の芽ができはじめ、14週目ごろからは永久歯の芽もできはじめます。生まれるときにはほぼ完成された乳歯と未完成の永久歯が歯肉の中で育っています。歯の強い子にするためには、母体の健康状態や栄養管理がとても大切なのです。歯並びは赤ちゃんの指しゃぶりや食べ方も大きくかかわります。健康な歯ときれいな歯並びのために、子どもの成長過程に沿った日常のデンタルケアをやさしく解説します。
目次
第1章 歯は何のためにあるのか
第2章 妊娠期
第3章 乳・幼児期
第4章 小児・学童期
第5章 青年期
第6章 未来を担う子どもたちのために
著者等紹介
古田博久[フルタヒロヒサ]
歯科医師・歯学博士(口腔病理学)。1971年愛知県名古屋市生まれ。大阪歯科大学卒業。「健康で美しく機能的に歯を保つ」をモットーに見た目だけの美しさや痛みをとるだけの治療といった短絡的な治療計画ではなく、ゆりかごから墓場まで、患者の長い人生を見据えた真に意義のある歯科医療を提供することを目指している。銀座みゆき通りデンタルクリニックをはじめとする複数の医院、歯科医院で構成される医療法人社団FINE DAYS理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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