内容説明
ウイルスに出会っても発症する人と発症しない人がいるのはなぜでしょうか?それは個々のからだの状態や免疫の発現が異なるからです。免疫は強すぎれば免疫過剰症になり、弱すぎれば感染症などにかかりやすくなります。からだの健康状態を保ち、免疫が適正に機能するためには、タンパク質、ビタミン、ミネラルといった栄養素の働きが不可欠です。ウイルスに負けないために、免疫を支える栄養はなにかをやさしく解説します。
目次
序章 健康・栄養・免疫の関係(身体を構成している栄養素;健康を維持する免疫と栄養 ほか)
第1章 免疫の基礎知識(免疫とはなにか;免疫システムの基本 ほか)
第2章 免疫を支える栄養(免疫と栄養の関係;ビタミンの基礎知識 ほか)
第3章 免疫における栄養の働き(自然免疫におけるビタミン・ミネラルの働き;獲得免疫におけるビタミン・ミネラルの働き ほか)
第4章 上手な栄養の摂り方(バランスのとれた摂取が大切;年齢差・個体差を考える ほか)
著者等紹介
阿部皓一[アベコウイチ]
薬学博士、日本ビタミン学会功労会員、武蔵野大学薬学部SSCI研究所分析センター長、三菱ケミカル株式会社テクニカル・アドバイザー、昭和薬科大学学外委員、株式会社メグビー顧問、株式会社SSFK研修センター顧問、エーザイ株式会社アドバイザー。1971年東京大学薬学部卒後、エーザイ株式会社研究所入社、1972~1978年ビタミンE/ユビキノン/ビタミンKプロジェクトメンバー、1979年薬学博士(東京大学)主論文:「生体試料中の脂溶性ビタミンA、E、Kおよびユビキノンの定量法に関する研究」。分析・ビタミン関連の論文およそ170報、分析・ビタミン関連の学会・講演会・セミナー発表およそ40件、分担執筆およそ15冊など。現在、ビタミン・機能性表示食品などを中心にサプリメント全般に関してまとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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