感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
6
図書館本 実はこれではなく「辻邦生全短篇」という中公社の78年のもの。「スペインのかげり」は読んでないなと思って借りた。小説だけでなく随筆もあり、内容まで覚えていたのは北の岬と空の王座だけ。「影」を読んで、武器を普通に持って生活しているUSAとアラブの連中はこの小説の主人公のような悩みは持たないのだろうなと思った。上官を撃ち殺し、警備隊に撃ち殺されるだろうから。神の違いなのかも。「献身」はランボオの話で、学生時代に読んだような。あの時期に読んだから、私はこうなったのかもなぁ。2017/09/11
аяка
0
惹かれる文体.2015/11/05
Yoshiteru Hayashi
0
1950年代後半にパリ大学に留学し、スペインはじめヨーロッパ各地を放浪して当時の情景とその土地の歴史に想いをはせながらまとめられた作品集。味わい深い作品の世界を堪能させられました。2019/09/05