出版社内容情報
それほど悪いなら、どうして禁止されないのだろう？
たくさんの煙草を吸う理由と、吸わないように要求する理由・・・。
我々は歴史上初めて情報に基づいて喫煙という選択肢について考えることができるという贅沢な環境にいる。
内容説明
本書の原題は“Ｔｈｉｓ ｉｓ Ｎｉｃｏｔｉｎｅ”である。煙草のたどった歴史、煙草が育んできた文化、健康問題、煙草と社会のかかわりなど、煙草についてあらゆる角度から論じながら、二〇〇二年出版当時の最新の統計や研究結果、愛煙家、嫌煙家、煙草業界、医療関係者、政府など様々な立場の人の証言を多数紹介している。頁数に限りがある中で煙草に関する幅広い情報を盛り込み、充実した読みごたえのある内容となっている。
目次
第１章 文化
第２章 世界
第３章 歴史
第４章 健康
第５章 経済
さらなる情報を
著者等紹介
ファーリントン，カレン［ファーリントン，カレン］［Ｆａｒｒｉｎｇｔｏｎ，Ｋａｒｅｎ］
歴史から料理まで幅広い分野で作家活動を続けるイギリス在住の元ジャーナリスト
阿部尚美［アベナオミ］
１９５９年三重県生まれ。南山大学文学部英語学英文学科卒業、シラキュース大学コミュニケーション学部広報学科修士課程修了。会社員を経て翻訳業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ビリケン
0
煙草は人類といって古い仲である。そして、様々な恩恵を自類に与えてきた。そう、娯楽であり緩和でありそして刺激を。ほんとうに愛すべき嗜好品である。しかしながら、近年は煙草に対する悪いイメージが今まで仲良くやってきた喫煙者と煙草の関係を引き裂こうとしている。身体に悪い、副流煙により周りへの被害は勿論承知である。しかしながら、ルールを守った上での一服を認める度量の広さを人類は持つべきである。身体の健康より心の健康を！2020/09/02
-
- 和書
- 児童福祉の研究
