出版社内容情報
芸術なのか、ただの模倣なのか? CDやレコードのジャケットを飾った模倣の作品ばかりを収録した、パロジャケ考現学。msn毎日インタラクティブ連載に書下ろしを加え単行本化。
内容説明
「芸術は模倣の果てにあり」。これはどこかの国のお偉い画家の晩年の言葉です。洋の東西を問わず、古今にわたって芸術は模倣の延長線上にあるといっても過言ではないでしょう。当美術館はCDやレコードのジャケットを飾った模倣の作品ばかりを集めています。これらが芸術なのか、ただの模倣にすぎないかはご覧になればすぐにわかるでしょう。
目次
ボブとマイコー―ボブ・サップ「サップタイム」とマイケル・ジャクソン「スリラー」
ロスト・イン・キモノ・マイ・ハウス―マウス「メイド・イン・ジャパン」とスパークス「キモノ・マイ・ハウス」
ネヴァーマインド水の中―アル・ヤンコヴィック「Off the Deep End」とアージェント「In Deep」
ジャクソン・ポロックによろしく―サザンオールスターズ「世に万葉の花が咲くなり」とザ・ストーン・ローゼス「ザ・ストーン・ローゼス」
ペット・サウンズ・グリーン―SMAP「la festa」とビーチ・ボーイズ「ペット・サウンズ」
狼さん!時間ですよ!―河村隆一「バニラ」とステッペン・ウルフ「LIVE」
犬も狼も人間に見える夜―石田ゆり子「盲導犬クイールの一生」と「Wolf’s Rain」OST2
赤とモノクロのブルース―ガガガSP「オラぁいちぬけた」とアル・クーパー「ユー・ネヴァー・ノウ・フー・ユア・フレンズ・アー」
水色の胸さわぎ―宇多田ヒカル「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」とマドンナ「ウルトラ・マドンナ~グレイテスト・ヒッツ」
赤き血のイレブン―GICODE「E・D・O・C・I・G」と「オーシャンズ11」OST〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RHINO
caniTSUYO
south-pow
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