出版社内容情報
両親惨殺後、精神病院から脱走、無差別殺人、強盗、誘拐を繰り返し、謎の死を遂げた連続殺人犯ロベルト・スッコ。ヨーロッパ全土を震撼させた彼の「最悪」な青春と、追跡する警察の死闘をリアルに描くノンフィクション。
内容説明
両親惨殺後、精神病院から脱走、無差別殺人、強盗、誘拐を繰り返し、謎の死を遂げた連続殺人犯ロベルト・スッコ。ヨーロッパ全土を震撼させ、「天使の顔」を持つとされた彼の“最悪”な青春と、追跡する警察の死闘をリアルに描く、フランスにおけるカポーティの『冷血』と絶賛された傑作ノンフィクション。
目次
第1部 トゥーロン(「地獄」のホステスたち;ホテル・プレマール七号室 ほか)
第2部 アヌシー(「惨死」という名の土地;三台のルノーの謎 ほか)
第3部 サブリナ(網にかかった脱走兵;戦闘服を着た男 ほか)
第4部 ヴェネツィア(警察官と編み物をする女;一九八一年四月九日 ほか)
第5部 ヴィチェンツァ(サンタ・クローチェ湖;「前へ、進め」 ほか)
著者等紹介
フロマン,パスカル[フロマン,パスカル][Froment,Pascale]
「エクスプレス」や「ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール」など、フランスの代表的な週刊誌に寄稿する女性ジャーナリスト。著作に、第二次戦争中におけるフランスのヴィシー政権の親ナチ政策に基づいて、積極的なユダヤ人排斥をおこなった警察の局長だったルネ・ブスケを通し、フランス史の暗部を描いた『ルネ・ブスケ』などがある
中条省平[チュウジョウショウヘイ]
学習院大学フランス文学科教授。1954年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。パリ大学文学博士
中条志穂[チュウジョウシホ]
翻訳家。1970年生まれ。学習院大学フランス文学科卒。映画制作会社勤務を経てパリ大学で学ぶ。2003年4月より雑誌「ふらんす」で新作映画紹介を担当する予定
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感想・レビュー
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