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破天荒伝―ある叛乱世代の遍歴

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872335620
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

目次

荒天の少年時代
学生時代(早稲田の杜;社学同委員長のころ)
暗き中を歩んだ七〇年代
下獄生活と三里塚の春
八〇年代の武装闘争
さよなら共産主義

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

6
ブントの流れを汲む「戦旗・共産同」指導者荒岱介が、連赤事件や内ゲバで狼の季節が終焉した後も、人民と完全に離反しながら、むしろ憎悪されながら、なお闘いを持続できたのはなぜか。荒は塩見孝也から執拗にオルグされ運動入りし周囲から「指導者にまつり上げられ」たのだ。「人間の生きざまについて考えてる。こういう風に俺は生きていくのかなって」。80年代の主戦場三里塚闘争で荒を支えていたのは農民への信義だけだった。だが空港との共存に路線転換した反対同盟から見れば既に邪魔な番犬、絶縁状を突き付けられる。時代の流れを象徴する。2016/09/10

JunTHR

1
あとがきにもあるように、理論的な話がほとんどなくひたすらエピソードの羅列である。確かに破天荒で、面白い。ゴリゴリの活動家だけにディープな話と登場人物。でも文章があまりに単調で、少し物足りない感もあったり。やっぱ内ゲバって胸くそ悪いよなぁ。世間的には新左翼が廃れてる80年代の闘争と逃走の部分が特に興味深い。で、「結局真理とかなくて人それぞれだよね」ってオチが切ない。2010/12/17

秋浜立

1
のちの赤軍派リーダーの塩見孝也のオルグに屈伏する場面が面白い。糞しながらオルグ。うんこ・・・か。

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