NAM―原理

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872335422
  • NDC分類 309
  • Cコード C0095

内容説明

NAMは、倫理的‐経済的な運動である。資本と国家への対抗運動を組織する、トランスナショナルな「消費者としての労働者」の運動である。著者自身にとっての「希望の原理」。

目次

第1部 NAMの原理
第2部 結成総会報告(「NAM結成のために」;「LETSについて」;「バナナ交易を通じた消費―生産者協同組合の連合」;「生産協同組合について」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

30
最近NAMに関する本が出版されていて、その本を読んでみる前に一体何が起こっていたのか、失敗したということを聞いているだけで当時のことはよく分からなかったので、とりあえず当時の本として読んでみました。ここにあるアソシエーションとはマルチチュードのことではないかと思い調べてみましたが、何と東浩紀『ゲンロン0』の第2部はこの議論からはじまっていました。恐らく斎藤幸平『人新世の「資本論」』のコモンズも本書の「生協」と大差ないのではないでしょうか。2021/03/11

カザリ

27
いや、本当によくわからない。読み砕けないということがわかった。。笑。2016/12/12

月をみるもの

10
発刊当時は http://blog.tatsuru.com/2000/12/16_0000.html  といったリアクションが多かったようだが、すくなくとも、生協がフィリピンのバナナ農家育成に協力する話は、西部の LETS の話はいま読んでも普通に面白い。リブラは、、、たとえ成功しても柄谷の目指す所から遠いんだろうけど、M-PESA はどうだろう? https://af-tech.jp/m-pesa/2020/01/24

Hisashi Tokunaga

0
10数年前に本書を読んで柄谷氏の地域通貨における、論説の粗さにマイッタ!それ以来「地域通貨」と聞くだけでひいてしまうようになった思い出の書。(2013・3記)

yoyogi kazuo

0
当時は何万部も売れたというが、その割に運動として盛り上がらなかった。まあある意味当然か。でも太田出版の社長だった高瀬幸途氏のフィリピンのバナナ栽培を巡る実践の話などは今でも貴重な報告として読める。2024/06/03

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