内容説明
可憐な美少年剣士、一七歳。麗しき武家女、二八歳。神の悪戯か、淫靡の罠へと陥る二人がいつしか溺れ惑う禁断の快楽。気高さが散ったとき、不埓な蕾が綻びだす。団鬼六の知られざる大傑作、幻の時代耽美絵巻が遂に蘇生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
莉玖
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《初読作家》花房観音さんの作品を読むようになってから、やたらと気になっていた作家さん。手を出すのには勇気が必要でしたが、思いきって読んでみました。これは・・・凄い。父親の敵討ちに出掛けた姉弟。敵を追い詰めるまでの痛快さと、罠に嵌って捕まえられてからの執拗な拷問。この落差が凄まじい。読み手にも体力が求められる。下巻を読むのは少し時間を置いてから。2016/01/03
みかんM
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思っていた内容と違った感じでした 2022/01/05
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