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内容説明
本の探検者たちに捧ぐ。明日は神田かロンドンか。珍本奇本を求めて幾星霜。ご存じ、本の怪物・荒俣宏が初めて語る聞くも涙、語るも涙のブックライフ。ああ、今日もまた空しく日が暮れてゆく…。
目次
目録から本を買う
ふたたび目録について
エディソンに消された男
『聖地探訪』とピクチャレスク
時は秋、奇書の舞い
奇蹟は何度でも起きる
西洋の愛書趣味に奥の深さを見た
汎書籍データベースを夢見る
腐っていく収書家の肖像
書物の謎、都市の謎
孤老、蒲原の海に立つ
日々是好日―ぼく、市民生活に復帰します
観光旅光はやっぱり日本!
京都の古本屋めぐり〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
34
高校で読んだ本。
ランラン
5
車や家でも買う感覚で洋書を購入!印税で得た分をすべてつぎ込んでいる。まさに本の奴隷と化しているがそこに悲壮感はない。何という楽天的、でもそこに本に対する著者の愛情を感じる。2021/03/14
栄吉
3
★★★☆☆ ちまちま読み。レアブックへ思いが詰まりすぎた一冊。凡人には真似出来ないなぁ。2024/12/02
カツェ
3
“驚いた。心臓が一瞬、鼓動をやめた。そして、しばらくすると、じんわり涙がにじんだ。不覚にも、泣いていたのだ。” こんなチャーミングな書き出しで原稿を始める人だったとは(ちなみに、ナポレオン『エジプト誌』復刻実現の一報を聞いての反応)。あの本もほしい、この本もほしいという時代の楽しい記録。2020/06/10
スプリント
0
本の蒐集をライフワークとする著者の日記です。購入する本の値段に驚くとともにいとも簡単に注文してしまうことにさらに驚かされます。(本当は身長に検討した上なのでしょうが。。軽快な描写がそれを感じさせません。)博覧強記の著者の根源がわかる作品です。2013/08/11