感想・レビュー
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amanon
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これは主にエキュメニズムをテーマとした選集で、著者自身の思索の記録というより、エキュメニズムを巡る一連のイヴェントの報告という要素が強い。そのため幾分今日的な価値が薄れているというきらいがなきにしもあらずだが、それでもそこで奥村師が発する問いかけには充分今日的な意味があるといっていいと思われる。個人的には「無色の神」における様々な神信仰の分類、そしてそのカテゴライズされた信仰のあり方に対する論評がとりわけ興味深かった。2010/07/27
