内容説明
虚子をして「立子は私などよりも遙かに純粋な詩人である」と言わしめ、女流俳句の先駆者としてのみならず昭和俳壇史に大きく輝く星野立子…その俳句ひと筋の全業を集約。本巻には、星野立子の随筆集『俳小屋』『大和の石仏』を収め、「玉藻」誌上に掲載された文章を「娘山会」「玉藻随筆」に分けて収録。
目次
俳小屋(俳話;俳句入門;随筆)
大和の石仏(奈良から春日奥山へ;美加原から柳生・生駒平群;山の辺の道から室生・飛鳥)
娘山会(娘山会;藤原の山高帽;春雷 ほか)
玉藻随筆(理容院;笹目の婆;燈籠流し ほか)