内容説明
本書は、日本の医療制度の根幹となっている「医療保険制度」の悪弊を糾(ただ)すとともに、真に国民のための国民医療を施すため、制度の抜本大改革を提唱したものです。
目次
医師の医療活動は崇高な社会奉仕活動である
薬害エイズは政・官・財・学の癒着から引き起こった
分かりにくい医薬品と薬価
「出来高払い方式」と「定額払い方式」
「保険診療」と「自由診療」の格差
ますます増大する老人医療費
高齢者と国の高齢化対策
さらに深刻さを増す介護問題
公的「介護保険」では十分な介護はできない
保険医は患者のタライ回しを恥と思え〔ほか〕