感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
3
新しい人形が欲しくなった女の子は大事にしていた人形をホームのベンチに置き去りにしてしまい後悔する。人形を大切にする純粋な気持ちが胸を打つ。2006/08/07
ヒラP@ehon.gohon
0
女の子の大の友だちの「けいこちゃん」は、女の子の口を借りなければ話すことができません。 女の子が、本当に話をする人形に心惹かれて、買ってほしいとお母さんにだだをこねます。 すねた気持ちで、いつも一緒の「けいこちゃん」を地下鉄のホームのベンチに置き去りにしました。 電車の扉が閉まった時、その「けいこちゃん」は、「さよなら」と一言。 これは堪りません。 女の子は、人形を連れ戻したいと、母親にすがります。 人形を取り戻しに、地下鉄で戻る女の子。 女の子のはやる気持ちを突き放すように、物語は答えを出さずに終わりま2013/01/01
-
- 和書
- いいものほしいもの