内容説明
今回の改訂では初版からすでに6年を経ており、この間の外科学における進歩に応じて確立した事実や新しい知識を要領よく盛りこんである。さらに、医学生諸君が容易に学習しうるように、まず本文では臨床上基本的に重要な知識や手術術式を簡潔に解説し、図や写真を豊富に用いて、一見して理解できるようにした。手術術式の選択とか画像診断などの把握にも応用でき、国試における臨床実地問題の理解にも役立つように心掛けた。反面、国試にあまり重要でない部分は極力省いて、簡潔にした。特にQ&Aでは最近までの国試に出題された内容をすべて網羅してあり、その復習によって問題が解けるようになっている。
目次
1 外科総論
2 口腔・食道・横隔膜
3 腹部
4 小児外科