内容説明
『氷点』をはじめとする多くの名作を残した三浦綾子氏との出会いから最後に至るまで、夫婦が共に歩んだ二人三脚の道のり。健やかなる時よりも、むしろ病める時の方が多かった二人が、病をも恵みとして受け止め、やさしくいたわり合う姿に、夫婦の深い愛情があふれてくるように感じられます。
目次
第1部 出会い、そして…(出会いということ;祈りと奇跡的な回復;結婚―すべては神の備え ほか)
第2部 著作活動(新聞連載小説募集記事;『氷点』入選;「神」と「金」の分かれ道 ほか)
第3部 病をも恵みとして(あれは癌ではなかったか;不整脈;指圧の手加減 ほか)
著者等紹介
三浦光世[ミウラミツヨ]
1924年、東京都に生まれる。27年、家族と共に北海道に移住するが、同年、父死去。その後、10年間母方の祖父の家で育てられる。49年、洗礼を受ける。59年堀田綾子と結婚。66年、営林局を辞し、妻の著作活動に協力する傍ら介護にもあたる。99年10月12日、妻と死別
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