内容説明
本書は、主に大学で債権法の講義を受ける学生のみなさんのために、是非理解してもらいたい基本的な体系的知識や概念を、できるだけ明確に、判例を引用しつつより具体的に説述しようとしたものです。日本民法典の第三編債権の第二章契約・第三章事務管理・第四章不当利得・第五章不法行為の部分(203カ条)を論説しています。
目次
第1章 契約総論(契約の成立;契約の効力 ほか)
第2章 契約各論(贈与契約;売買契約 ほか)
第3章 事務管理(事務管理の要件・効果)
第4章 不当利得(不当利得の要件・効果;特殊の不当利得)
第5章 不法行為(一般不法行為の成立要件;一般不法行為の効果 ほか)
著者等紹介
西山井依子[ニシヤマセイコ]
1940年東京に生まれる。1972年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、大阪経済法科大学法学部教授
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