あの日から―東日本大震災鎮魂岩手県出身作家短編集

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  • サイズ B6判/ページ数 496p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872014150
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

今だから向き合える。岩手生まれの作家たちが紡ぐ「こころ」の復興の物語。3・11をテーマに描いたアンソロジー。14編収録。

著者等紹介

道又力[ミチマタツトム]
昭和36年、岩手県遠野市生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。演劇、テレビ、ラジオ、漫画の脚本を多数手がけてきたほか、著書および編著多数。所属団体は日本推理作家協会、日本脚本家連盟、日本放送作家協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

百太

29
物語は、不条理で辛い思いをしている人の為にある。3.11を迎える度に思い出します。2017/02/24

ふう

5
副題があまりに真正面で、ちょっとタジタジでしたが、この時期に読むことができて良かった。心に残るフレーズがあちこちあって、またなでしこジャパンの活躍など、なんでもないはずのほんの一行が突然涙腺を刺激するので通勤時には無理。「悲しみは比較級なの❔」とか、「傷口を塞ごうとする力は存在する。」とか、こちらの気持ちが自然と寄り添っていけるような世界があった。経験者だからこそタブーにせず、書ききれないところまでも抉ってくれている。幽霊もペットも、どの話も強く印象に残った。2016/02/29

よし

3
岩手出身の12人の作家による東日本大震災をテーマにした14篇の短編集。映画「シックスセンス」的な味わいの「さるの湯」(高橋克彦)、主人公とタケフミ君との交流が心に残る「長靴をはいた犬」(久美沙織)、宮澤賢治が注目していた自然災害の特異日を背景にした「水仙月の三日」(澤口たまみ)など、どの物語も読み応えがありました。2016/04/09

アズキ母さん

1
すごくいい本です。一人でも多くの人に読んでほしい。被災地で暮らす人々の心に少しでも寄り添える気がする。「さるの湯」と「長靴をはいた犬」「純愛」が特に心に響いた。こう書いても何かうまく伝わらない。とにかく一人でも多くの人に読んでほしい。2016/03/29

かいちゃそ

1
朗読もしましたが、本当にひとつずつが重くて受け入れるのに時間がかかります。小説だからこそ描けることがあると改めて感じました。これをどうやって後に伝えていくのか?それを考えていくことが大事な時期に来ています。2016/03/03

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