ピアニスト

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784871985789
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0073

内容説明

中国人美人ピアニストの演奏をめぐり二人の音楽評論家がネット上で繰り広げる論争。東洋人にクラシック音楽が理解できるのか。美人ピアニストの演奏を眼を閉じて聴いても感動できるのか。そして、クラシック音楽は最高の芸術なのか。

目次

音楽によせて―フレデリック・バラードのブログ
ピアノよさらば―レオ・ポルドフスキーのブログ
レオ・ポルドフスキーからのメール―メイ・ジンは全芸術か?
フレデリック・バラードからのメール―そうだ、全芸術だ
レオ・ポルドフスキーからのメール―毛沢東でもモーツアルトでもなく
フレデリック・バラードからのメール―君の錯誤の数々
レオ・ポルドフスキーからのメール―あなたは艶福家?
フレデリック・バラードからのメール―本当の血統とは
レオ・ポルドフスキーからのメール―小さな原因と大きすぎる結果
フレデリック・バラードからのメール―老いぼれから純情青年へ〔ほか〕

著者等紹介

バリリエ,エティエンヌ[バリリエ,エティエンヌ] [Barilier,´Etienne]
1947年スイスのヴォー州生まれ。古典を勉強ののち、アルベール・カミュの研究で文学博士号を得る。『アルバン・ベルク』と『B‐A‐C‐H』に対して、二度の「メイラン賞」を得ている。一方、新聞やテレビの解説者としても活躍。現在、ローザンヌ大学およびチューリヒ工科大学の教授として、フランス語の文学、および翻訳を教えている。数々の文学・音楽に関する受賞に加え、2006年には、フランス政府の「芸術・文学のシュヴァリエ」に叙せられている

鈴木光子[スズキミツコ]
1938年東京生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。フランス郵船勤務後、スイス政府観光局次長として長年スイスに親しむ。日本ペンクラブ、日本旅行作家協会、日本国際観光学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東隆斎洒落

2
13.9.16 著者はスイス生まれの文学者。東洋人の奏でる西洋音楽を論じる。対象モデルは、中国生まれ米国育ちの美人ピアニスト、ユジャ・ワン。 彼女の演奏を通じ、2人の登場人物が「アジア人が、西欧音楽を理解し、超越できるか」について、ネット上で賛否議論をする構成。 「東洋の音楽は自然から生まれるが、人間至上主義的、自然制圧的な西洋の音楽は、自然から離れ人間だけが創造できる」とする根本思想が印象的。 賛否の決着は読者に委ねられているが、傲慢な西洋思想に支配された音楽感に支配された自分を顧みながら読了。 2013/09/16

R-deux.com

2
ユジャ・ワンをモデルに書かれており、(彼女のファンとしては)細部の描写におおいに楽しめた。2人の批評家のやりとりは譬喩も多く、クラシックによほど精通していないと正直解らない。そういう意味で知的好奇心をくすぐられる作品だった。2013/07/25

Tamaki Shinano

1
ピアニスト ユジャ・ワンをめぐって西欧人2人のネット上での論争が永遠と書き連なってます。途中で読むのを辞めようか…と思ったぐらい…。結局は東洋人を受け入れようとしない批判的な反応もあれば 純粋に音楽を受け入れてくれる人もいるって事なのですが。この簡単な答えがやはり、西欧にすると伝統があり芸術音楽。芸術の中で最高の位置を占めていると考えているわけです。とても深い問題ですが東洋人から見ると その中で認められ活躍している日本人がいることを誇りに思います。2013/11/10

kazissho

0
付録として作者のあとがきととれる資料が掲載されているが、作者が思い描いていることがこのブログやメールによる対談形式の小説で意図できたかというと甚だ疑問である。お互いに卑下するような語り口は読んでいて不快でしかない。2014/01/08

tegege

0
アイディアは面白いが音楽や文化論で論争せず、たんなる上品な罵倒の応酬で終わった感あり。いま一歩踏み込んだ議論仕立ての小説にしてほしかった。2013/09/29

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