内容説明
チューニングだけで15分もかかる独特のリハーサルから生み出された音楽。筋を通す生き方、温かな人柄。誰も知らない、巨匠の素顔。元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者の回想録。
目次
1 出会い
2 チェリビダッケの音響理念とその現実化について
3 チェリビダッケと他の音楽家たち
4 チェリビダッケのルール
5 外国
6 ドイツの音
7 ミュンヘンのチェリビダッケ
8 個人的な思い出
9 結び
著者等紹介
エーデルマン,フリードリヒ[エーデルマン,フリードリヒ][Edelmann,Friedrich]
ドイツ、カイザースラウテルン生まれ。ファゴット奏者。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者として、1979年から2004年まで在籍。現在は夫人のレベッカ・ラストとともに、室内楽コンサート活動を行なっている
中村行宏[ナカムラユキヒロ]
1987年8月、カリフォルニア・バークレーのレストランChez Panisseで出会って以来、エーデルマン夫妻と親交を重ねる。ミュンヘンでの国際会議出席の折、マエストロのリハーサルに何度か立ち会う幸運に浴する。計算機アーキテクチャ研究者。NTT研究所、京都大学を経て、立命館大学教授、京都高度技術研究所所長。京都大学名誉教授
石原良也[イシハラヨシヤ]
1976年シュトゥットガルトを訪ね、講習会に参加しチェリビダッケから指揮の手ほどきを受けて以来、個人的な交流が始まる。CD、DVDの解説、字幕翻訳、新聞文化欄への寄稿などチェリビダッケの実像の紹介に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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