叢書・20世紀の芸術と文学
大指揮者カール・シューリヒト―生涯と芸術

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784871985604
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0373

内容説明

シューリヒトの生涯において重要な演奏会を、日付、場所、ソリスト、合唱団、オーケストラ、観客、批評、その雰囲気とともに記録する。バロック、古典派、ロマン派、後期ロマン派、現代音楽からなるレパートリーの全容を示す。レコード録音の全体を、重要で貴重な録音を明らかにしながら、記録する。戦争の暗い時代、平和が戻った時代など、彼が経験したすべての時代を振り返ることで、彼の活動を、歴史的な状況から検証する。演奏史上にシューリヒトを位置づけ、人間としてまた芸術家としての生涯を浮き彫りにする。

目次

第1章 少年時代と学業期 ヴィースバーデン時代(少年時代と運命のとき;遍歴の時代(一九〇三年から一九一二年) ほか)
第2章 カール・シューリヒトとスイス・ロマンド(苦難の時代(一九四五年から一九四七年)
幸福の時代(一九四八年から一九六六年))
第3章 ドイツ語圏スイスとイタリア語圏スイス(ドイツ語圏スイスとイタリア語圏スイス(一九四六年から一九六六年)
ときが過ぎて)
第4章 国際的な活躍(国際的な活躍(一九四六年から一九六六年)
シューリヒトを後援した国々 ほか)
別れに代えて 光と影

著者等紹介

シェヴィ,ミシェル[シェヴィ,ミシェル][Chauvy,Michel]
1933年にローザンヌに生まれ、古典文学を学び、ギムナジウムでラテン語、ラテン文学、古典文化を教える。またキケロ、ルクレティウス、カトゥルス等ラテン作家に関する著作もある。また若い頃から音楽に傾倒し、ジャック・パッシュ率いるベテュジー・ローザンヌ合唱団で歌う。1979年にEMIの依頼とフランス・ウィルヘルム・フルトヴェングラー協会の協力で「フルトヴェングラーとブラームス」という小冊子をパリで出版。またフルトヴェングラーのスイスにおける芸術的な足跡の研究も行っている

扇田慎平[オオギダシンペイ]
1955年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。広告会社、テレビ番組制作会社、クラシック音楽事務所をへて、現在はフリーの編集者、ライターとして、活動中。編集者としては業界誌を中心に、翻訳者としては、広告、映画、音楽関係の本を、フランス語、英語、イタリア語から、共訳者とそれぞれ翻訳している

塚本由理子[ツカモトユリコ]
1971年生まれ。明治学院大学フランス文学科卒業。外国人向けの日本語教育を学んだ後、明治学院大学フランス文学科研究室副手勤務から講演会運営、雑誌編集に従事。美術関連、時事フランス語を中心に通訳・翻訳として活動中

佐藤正樹[サトウマサキ]
1971年生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程単位取得退学。早稲田大学文学部助手を経て、早稲田大学文学学術院等非常勤講師。専攻は16世紀フランス文学、ルネサンス文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kozawa

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シューリヒトあまり聞いたことがないが、フルヴェン、アンセルメとの関係等20世紀中盤の欧州クラシック演奏史上の重要人物に違いない2009/05/21

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