カラヤンとともに生きた日々―エリエッテ・フォン・カラヤン回想記

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784871985574
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0073

内容説明

ファッション界の巨匠ディオールのトップモデルから、楽壇の帝王カラヤンの妻になった女性、エリエッテ。初めて明かされる、その生涯。フランス・プロヴァンス地方で生まれた聡明で美しい少女は第二次世界大戦の苦難を乗り越え、ファッション界に入り、十八歳のときに「運命の人」カラヤンと出会う。結婚直後の演奏旅行から、その腕の中でみとったカラヤンの最期までともに生きた日々を、初めて自分の言葉で語った!カラヤンの音楽を理解する上で貴重な資料となる一冊。

目次

プロヴァンスでの少女時代
ディオールのドレスだけではなく
四分の三拍子での心のときめき
『マダム・バタフライ』が『ドン・ジョヴァンニ』と出会う
オペラ座総監督夫人
大都会のシンフォニー
新世界で
『美しく青きドナウ』
いざ、音楽祭へ
画家の皇太子から映画スター、首相まで
大映画館
偉大な芸術家の退場
その後の歳月
私の音楽ハイライト
「奇跡のカラヤン」
終止和音
「お別れに、静かにありがとうを」

著者等紹介

カラヤン,エリエッテ・フォン[カラヤン,エリエッテフォン][Karajan,Eliette Von]
エリエッテ・フォン・カラヤンは、フランスのプロヴァンス地方で生まれ、ニースで育つ。18歳でクリスチャン・ディオールに見出され、写真のモデルとして活躍した。1958年にヘルベルト・フォン・カラヤンと結婚し、二人の娘を授かる。現在、ザルツブルク復活祭音楽祭の名誉総裁

松田暁子[マツダアキコ]
ミュンヘン大学への留学を経て、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、当時ドイツ最大の出版社「アクセル・シュプリンガー社」の東京支局に入社。その後フリーのドイツ語通訳・翻訳家となり、主にドイツ語圏からのクラシック音楽団体、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ウィーン国立歌劇場などの来日時に通訳、コーディネーターとして従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セロ弾き

1
モデル出身ということで音楽の素養がない人と思っていたが素晴らしい妻だとわかった。

ゆうちゃん

1
音楽という芸術に深甚な貢献を成した偉大なる指揮者カラヤンの音楽を根底から理解するうえで欠かせないテキスト。読んだあとは、彼と家族が愛した、清々しいザルツブルクの青空が胸にじんわりと広がってゆく思いです。2011/10/22

ももんが

1
きわだった愛情と、芸術への想いにあふれている。読んでいてどきどきしました。切ないほど、すてきな本です。2008/12/18

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