2時間でわかる世界最高のオーケストラベルリン・フィル―マニアのための、さらに3時間分の詳細な注釈付き

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871985482
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C0073

内容説明

世界最高のオーケストラは、どのような組織で、どのように運営されているのか?世界をまわる演奏旅行と、客演指揮者のエピソードもまじえ、オーケストラをわかりやすく解説。クラシックに詳しくない人でもオーケストラのことがよくわかる本編に、原書ではカットされたマニアも知らない情報満載の詳細な注を付す。世界で日本にしかない、決定版。

目次

第1章 フィルハーモニカーとフィルハーモニー
第2章 ヘルベルト・フォン・カラヤンの時代
第3章 クラウディオ・アバドの芸術監督時代一九九〇年~二〇〇二年
第4章 演奏旅行
第5章 客演指揮者
第6章 ザルツブルクでのベルリン・フィル
第7章 サー・サイモン・ラトルとの現在と将来

著者等紹介

クライネルト,アンネマリー[クライネルト,アンネマリー][Kleinert,Annemarie]
ヨーロッパ文化史の研究家。ミュンスター、グルノーブル、ベルリンの大学でフランス文学、歴史、哲学、地理、テキスタイルデザインを専攻し、歴史学の博士号をもつ。18~19世紀フランスの女性誌の歴史、バレリーナのエヴァ・エフドキモアに関する著書がある。ベルリンには37年前から在住。夫でベルリン自由大学のハーゲン・クライネルト教授(理論物理学)が1978年に京都大学から客員教授で招聘された際、数週間、日本に滞在したことがある

最上英明[モガミヒデアキ]
1959年、仙台市生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。専門はドイツ語学。香川大学大学教育開発センター教授。ドイツ語、オペラに関する授業を担当。ベルリン・フィルの情報やデータを、ウェブサイトで収集している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

14
★★★★★ クラシックに詳しい人も詳しくない人もどちらも楽しめる内容。丁寧な読みやすい文章で飽きさせないし、知っている人にとってもそこそこ深い話が書かれている。サブタイトルの「2時間でわかる」は伊達じゃない。巻末の「マニアのための、さらに3時間分の詳細注釈付」はガッツリは読まなかったけれど、興味深い内容。ラトル時代の活動で、クラシックに触れる機会が少ない人として「受刑者」に対して演奏を提供する点にはなるほどと唸った。2021/11/12

franz

2
図書館。主にベルリンフィルのカラヤン・アバド・ラトル時代の話。クラシック音楽の最高峰の楽団であっても、経営努力を怠らず、常に変革をしている。注釈はあまり読まず済ませたが、おそらく注釈込みでじっくり読めばより興味深い内容だと思う。借りて読むのではなく手元に置いておきたい本。2025/03/23

K

2
タイトルのとおり入門編。深く掘り下げた論考があるわけではないけれど、ベルリン・フィルの歴史をさらっとおさらいしたい時に読むにはいいかな。数年後にはサー・サイモンも芸術監督を勇退するそうだけど、後任が気になる。私は今の、オープンで挑戦的な部分も持ち合わせたBPOが好きだから、この路線が続いてくれたらいいなと思う。2014/09/08

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