内容説明
1953年、チェロ奏者ニコラウス・アーノンクールが、ヴァイオリン奏者の妻アリスと、関心を示す数人の仲間とともに、実験を始めたとき、「古楽」は未知の領域だった。彼らには、成功する確信などなかった。飽くことのない好奇心と、計り知れない勤勉さ、そして尽きることのない献身的姿勢だけがあった。楽団メンバーのひとりと気鋭のジャーナリストが描く世界一の古楽オーケストラ50年の苦難と栄光の歴史。
目次
出会い
微笑みと賛嘆と
確かなデビュー
「民主的独裁主義とハーモニー」あるべテランの思い出
フルートがフルート奏者を探す
ニコラウス・アーノンクール熱狂的な収集家の回想
「…成功しそうにない実績…」
「結果がすべて!」コンサートマスターのエーリヒ・ヘーバルトへのトゥルコヴィッチのインタビュー
ラジオ・プレーメンなしには…
ビニール製の逸品
「古楽」―新たな発見
仲間になって―適合して
古楽器演奏の使徒、旅に出る
世界一風変わりなウィーン人たち
普通の意味でのレパートリーではなく
著者等紹介
メルトル,モーニカ[メルトル,モーニカ][Mertl,Monika]
ウィーンで活躍するフリーの文化評論家
トゥルコヴィッチ,ミラン[トゥルコヴィッチ,ミラン][Turkovi´c,Milan]
国際的に名声を博す数少ないソロ・ファゴット奏者の一人。1967年よりコンツェントゥス・ムジクスのメンバー。また、アンサンブル・ウィーン・ベルリン、ニューヨーク・リンカーンセンター室内楽ソサエティーのメンバー
臼井伸二[ウスイシンジ]
1951年生まれ。東京大学修士課程(数学)修了。メーカー勤務、ドイツ駐在を経て独立。現在は技術翻訳事務所を経営
蔵原順子[クラハラカズコ]
国際基督教大学卒。ドイツ語会議通訳者・翻訳者。音楽関係の仕事も多く、来日したアーティストのインタビュー、記者会見、講演の通訳を務める
石川桂子[イシカワケイコ]
東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒。ドイツ連邦共和国大使館教務部翻訳・通訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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