内容説明
1957年から1964年までの間、ウィーン・オペラはまさに黄金時代を迎えた。本書はこのカラヤン時代の記録と、今日の視点からの評論によって構成されている。
目次
ヘルベルト・フォン・カラヤンとウィーン:フランツ・エンドラー
ひとつの時代の記録
1956/57のシーズン
1957/58のシーズン
1958/59のシーズン
1959/60のシーズン
1960/61のシーズン
1961/62のシーズン
1962/63のシーズン
1963/64のシーズン
展覧会の絵:カール・ミヒャエル・フリットフム
記録
参考文献
写真の出典
著者等紹介
エンドラー,フランツ[エンドラー,フランツ][Endler,Franz]
1937年、ウィーン生まれ。ウィーン少年合唱団で最初に音楽を学ぶ。ウィーン大学で音楽学を修め、博士号を取得。1956年から、オーストリアの一流各紙やオーストリア放送協会に寄稿する評論家として活躍。ウィーンの音楽評論家の中で最古参で、音楽史にかんする多くの著書がある。なかでもヘルベルト・フォン・カラヤンにかんする二つの著作によって、今日の音楽文献で確固たる位置を築いている
フリットフム,カール・ミヒャエル[フリットフム,カールミヒャエル][Fritthum,Karl Michael]
1953年、カナダのトロント生まれ。ウィーン音楽大学でヴィオラと声楽を専攻し修士号を取得。1984年以来、オーストリアの連邦劇場で芸術と管理の仕事に従事している。ウィーン国立歌劇場監督部の協力者として、1992年から展示室やそこでの作品紹介を担当。とくにリングの劇場史の体系的な編集にあたっている
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