内容説明
5年間という期限つきの規制緩和アクションプログラムの段階実施がスタートした。過保護体制にあった石油企業が真の実力を問われる時代の到来を前に、各社はどのような秘策を練りどう対応しようとしているか。石油精製業サバイバルの青写真をリポートする。
目次
総論 石油社会の自由化対応策
日本石油 企業体質強化へ積極姿勢
出光興産 総合エネルギー会社化と国際化
コスモ石油 収益力向上で財務体質をカバー
共同石油 G‐3計画で収益格差解消
昭和シェル石油 「ジャンプ―90」で90年代へ意欲
三菱石油 アクション1から2へ
モービル石油 指針は5カ年の経営戦略
エッソ石油 量より質の競争に照準
ゼネラル石油 収益改善5カ年計画が軸
キグナス石油 コストと白油販売力を重視
九州石油 強いコスト競争力と財務体質
三井物産石油 元売と商社機能の組合せが鍵
東亜燃料工業 優劣格差をつけるチャンス
興亜石油 イノベーションでスリム化