プロレスの経済学―自由競争(なんでもあり)時代、最強のビジネスモデル

プロレスの経済学―自由競争(なんでもあり)時代、最強のビジネスモデル

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871909198
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0033

内容説明

本書は、新しい時代のプロレスの経済活動の分析を試みたものである。経済活動とはつまるところ、人、モノ、カネを動かす行為の集積である。この行為を最も合理的にやってのけたものが、経済界に覇を唱えることができる。では、プロレス経済での覇者の条件とは何か?それは、最も優れたリーダーがいて、最も優れた戦略を実行できる団体だ。具体的にいえば、リーダーシップ戦略、経営戦略、マーケティング戦略、HRM(人的資源管理)戦略に最も優れたプロレス団体が、明日のプロレス界を担うといえる。本書では、以上の項目を中心に分析を進めた。

目次

ビジョナリー経営―「闘魂」VS「WWF」
プロレスにおけるナレッジ・マネジメント
組織論―全日からノアへ
長州力復活の意思決定プロセス
プロレスに見るコア・コンピテンス
三沢VS藤波 リーダーシップ比較論
TAJIRIに学ぶグローバル戦略
プロレスを職務分析する
桜庭をブレイクさせた高田延彦のコーチング
プロレスに学ぶ「安定経営」のビジネスモデル
プロレスに学ぶ「安定経営」のビジネスモデル
「4の字固め」の工程ををカイゼンする
グローバル・スタンダートとしてのアントニオ猪木論

著者等紹介

野呂一郎[ノロイチロウ]
1957年札幌生まれ。上智大学法学部卒業。米国エッジウッド大学大学院経営管理研究科修士課程修了。MBA。社団法人日本能率協会国際部、米国エッジウッド大学講師、米国Information Resource Systems Inc.を経て、現在英国国立ウエールズ大学経営大学院東京校教授。千葉商科大学非常勤講師。社会経済生産性本部認定経営コンサルタント。(株)ヒューマックス・シニア・コンサルタント
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
誰もが投資可能な状態にするためには、ルールや透明性を確保することが大切になる。そのための準備を整えるためには多くの労力が必要となるのは間違いがない。だが、それだけ労力をかけることによって、しっかりとっしたシステムが組み上げられるというメリットも存在する。2014/08/15

りぃ

0
着眼点は面白いかもしれないけど。2001年発行で凋落以前とはいえ、猪木の「ビジョン」を褒めてたり長州力を新日の社長に推してたりと目ン玉飛び出るような箇所がどうも。2009/11/28

sheep book

0
プロレスの味方であること。アントニオ猪木の味方であること。そこはよくわかりました。混迷時代に書かれているので、今読むと感慨深いです。2017/09/04

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