内容説明
阪神大震災でのダイエーの対応を検証するとともに、1ドル=50円時代を視野に入れたダイエーグループの“新流通革命”とその後にやってくる“総合生活文化情報革命”の行方を探る。
目次
プロローグ 二一世紀にはスーパーはなくなるという中内功の予言
第1章 阪神大震災でみせた創業者・中内功の迅速な対応と危機管理システム
第2章 1ドル=50円時代を睨んだ新生ダイエーの「物価二分の一革命」
第3章 生活者サイドに立った“主婦の店ダイエー”と創業の精神
第4章 ハイパーマートを中核にディスカウンティングに徹するダイエー
第5章 “工場を持たないメーカー”が推進する低価格プライベート・ブランド戦略
第6章 二一世紀のダイエーグループを支える“マチのほっとステーション”ローソン
第7章 “個客マーケティング”の徹底で不況知らずのプランタン銀座
エピローグ 期待される“総合生活文化情報提案企業集団”のシナジー効果