内容説明
中世から続くサンティアゴ巡礼の道に残る神への捧げもの(聖堂建築)や現代の巡礼たちを、美しい写真と文で追う。
目次
1 ヤコブ伝説と巡礼
2 四つの巡礼路
3 巡礼の旅立ち
4 ブルゴーニュの巡礼の道
5 トゥールーズの道
6 スペインの巡礼の道
7 そして、私たちはサンティアゴ・デ・コンポステーラに着いた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
波 環
6
旅に向けて再読2023/04/27
貧家ピー
4
コンポステーラ巡礼経験者が、四国八十八ヶ所参りすることがあると聞き、手に取った。写真がたっぷり、ツール・ド・フランスでみるような教会・街並み、美しいという感想しかない。歩いて巡礼した本があれば読んでみたい。2014/07/26
波 環
2
20年以上も前の著名な写真家とライター、68歳の二人にとっての巡礼は、現代の日本人が求める巡礼とは別のものなのだ。行動としての巡礼は道の上を移動する行為、線の上ので起こること、その時間経緯に意味があると私は思うけれど、この二人は点をめぐることが巡礼、フォトスタンプラリー。異国を旅することの意味が変化してきた、個人にとってどんか意味があるか、体験に収斂されるように深化してきた20年だったことがこの本からわかる、ということにしておこう。正直、毎日すごい教会ばかり見ないと思う、歩いてたら疲れるから。2016/09/25