ロシア―迷走する技術帝国

ロシア―迷走する技術帝国

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871883894
  • NDC分類 502.38
  • Cコード C0030

内容説明

人間は、科学・技術をどのように創り出してきたか科学・技術は、どこまでヒトを見つめているか。軍事技術・先端科学に突出し、民需技術を犠牲にし、自滅した旧ソ連・ロシアの失敗の本質を徹底究明。

目次

第1章 ロシアのデパートにて
第2章 人を考えなかった技術
第3章 人を信じなかった技術
第4章 効率を重視した技術・無視した技術
第5章 基礎研究の進歩と外国技術の入手
第6章 残された「負の遺産」
終章 軍事技術大国ロシアのゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawonasi

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死してなお日本の軍事評論家の第一人者といえる江畑謙介氏の1995年の著作。北極のカラ海やバレンツ海に原潜の原子炉を処理せずに投棄した恐るべき話が書かれている。 2013/05/28

 

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ソ連の西側との発想の違い、核兵器の杜撰な管理と廃棄の問題。ソ連崩壊後、90年代前半に訪露した話もある。技術とあるが、8割は軍事にかかる話。軍事、重工業一辺倒、そして民需への技術や生産要素の非配分が、科学技術立国としてのソ連とモノがない、あってもレベルが低いソ連という一見矛盾していそうな2つのイメージを両立させる。2024/06/28

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