環境冷戦―分裂する地球を救え!

環境冷戦―分裂する地球を救え!

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784871882217
  • NDC分類 519
  • Cコード C0040

内容説明

半世紀にわたって世界を覆っていた一つの“冷い戦争”が1980年代をもって終結した。そして、90年代とともに地球規模の新たな対立が始まった。「環境問題」をめぐるさまざまな軋轢―、先進国VS.発展途上国、日米欧VS.旧ソ連・東欧、国家・企業VS.生活者―。エゴと権利の衝突現場を世界各地に追い、人類が直面している深刻な危機の実体を浮き彫りにする。

目次

1部 深刻化する「南」「北」の対立(「温暖化防止」で南北の綱引き;森林の「経済の論理」と「保護の論理」;希少生物種の“ホットスポット”;アルコール依存症に病む第3世界;性差別が生んだ家族計画の失敗)
2部 拡大する「東」「西」の格差(滅びゆくアラル海;東ヨーロッパの浄化作戦)
3部 大国の「罪」と「罰」(肉食がもたらす環境汚染;使い拾て習慣を捨てる;自然に対する戦争)
4部 地球環境・共生への道(自然のための会計学;再生可能エネルギーに向かって;環境問題 日本の選択)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JUN

0
1993年の出版であるが、東日本大震災があった2011年に読んだので、非常に共感できる部分や、参考になった部分があった。温暖化、森林保護、滅び行くアラル海、肉食がもたらす環境汚染、などなど。鉱山の発掘、精錬においては多大な廃棄物が発生する。ゴミ問題を解決する為には大量生産、大量消費をやめて、リサイクルやリユースを推奨する必要がある。どちらにしても、発展途上国は、これから力をつけて来るので、先進国が資金援助はもちろんだが、率先垂範で見本にならなければならない。考えるだけではなく、1人1人の行動が地球を救う。2011/05/12

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