内容説明
来るべき経済社会の新たな文脈が創出されようとしている現代にあって、経済学における問題の中心は経済現象をスタティックにとらえ、与えられた資源の集まりを一貫した論理的原則にしたがって配分することにあるのではない。そうではなくて、社会のすみずみに分散している知識や現場情報を、経済のダイミナックなプロセスにおいて解釈し、効果的に利用することが重要なのだ。
目次
新制度派経済学(リチャード・ラングロア)
組織・競争・知識の成長(ブライアン・ロースビー)
技術パラダイムと技術軌道(ジョバンニ・ドーシ)
不均衡経済のダイナミクス(リチャード・デイ)
情報・技術と経済制度(今井賢一)
EC統合、ネットワーク分析の視点(アルベール・ブレッサン)
巻末対談 ネットワークデザインを超えて(アルベール・ブレッサン+今井賢一)
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