シリア内戦

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シリア内戦

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  • サイズ B6判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871773485
  • NDC分類 302.282
  • Cコード C0031

出版社内容情報

2011年3月6日、アサド政権打倒を呼びかけた落書きを理由に少年15人が秘密警察に逮捕され、拷問を受けた。同15日、首都ダマスカス旧市街で、抗議のデモが起こる。

以降、抗議デモはシリア全土に飛び火した。当初、アサド政権と反体制派の戦いであったところに、ISILをはじめとするジハーディストが登場し、米国を含む有志国連合が「対テロ戦争」としてそれに向き合うことになる。さらにはサウジアラビアとイランの代理戦争、トルコとクルドの対立なども、シリア内戦に組み込まれることになった。

国際社会はこの紛争を止めることができず、やがてはロシアも参戦し反体制派は離合集散を繰り返す。シリアの国民は、毎日のように殺害され、難民として周辺諸国に逃れている。

なぜ、シリアという国はこのような状態になってしまったのか。ISILの勢力が削がれ、反体制派はイドリブ県に追い詰められてはいるものの、仮にアサド政権が勝利したとして、大多数の難民は帰国することができないだろうし、クルド勢力は東部を実効支配している。

この先シリアはどうなるのか。本当の意味で、シリアが元の統一国家に戻る道筋は、全く見えてこない。本書では、この複雑な構図を時系列で解きほぐし、レポートしていく。

第2次大戦後最悪の人道危機がなぜ、どのように起きているのかを理解するための1冊。

第1章 幕開け

第2章 トルコ、サウジアラビア、カタール、米国─アサド政権打倒をめざす国々

第3章 ヒズボッラーとイラン、ロシア─アサド政権を支える外部勢力

第4章 軽量級の調停者、重量級の脇役─国際連合とイスラエル

第5章 民衆蜂起から宗派紛争へ

第6章 転機

第7章 反体制派再編・シリア国民連合の誕生

第8章 ISIL登場

第9章 ヒズボッラーの本格参戦

第10章 化学兵器問題

第11章 イスラム戦線結成

第12章 カリフ国の出現─

第13章 第2戦争開始

第14章 「征服軍」、イドリブ征服

第15章 ロシア参戦

第16章 パリ同時多発テロ事件と対ISIL大連合形成の動き

第17章 行き詰まる和平協議

第18章 停戦発効と崩壊

安武 塔馬[ヤスタケ トウマ]
著・文・その他

内容説明

今世紀最悪の人道危機はなぜ発生し、なぜ止まらないのか。アサド政権、反体制派、ジハーディスト、中東諸国、欧米、ロシア、国内外で複雑に入りくむプレイヤー。長期化する紛争の流れを、時系列で追う。

目次

幕開け
トルコ、サウジアラビア、カタール、米国―アサド政権打倒をめざす国々
ヒズボッラーとイラン、ロシア―アサド政権を支える外部勢力
軽量級の調停者、重量級の脇役―国際連合とイスラエル
民衆蜂起から宗派紛争へ
転機
反体制派再編・シリア国民連合の誕生
ISIL登場
ヒズボッラーの本格参戦
化学兵器問題〔ほか〕

著者等紹介

安武塔馬[ヤスタケトウマ]
ベイルート・アメリカ大学大学院(中東アラブ研究)卒業。1990年からパレスチナ、イスラエル、レバノン、UAEなど中東在住歴は20年を越える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

8
泥沼と化したシリアおよび周辺諸国と、イスラムを標榜するテロ組織間の勢力争いについて理解が深まります。2019/01/28

四無

1
2018年刊行。シリア危機は「イスラム国」か難民問題の本が目立つが、これは2016年春までの内戦自体について勃発の背景や周辺国の事情にも紙幅を割きつつまとめたもの。BBC等いわゆる西側メディアを主に情報源にしつつ独自の分析を交えているが、反体制派にことさら肩入れしている印象はなく、混沌とした各勢力の思惑も見通しよく整理されており読みやすい。文庫や新書で手に取りやすいからと妙にアサド寄りな国枝昌樹や青山弘之のよりは、厚くともこちらを読むほうが良さそう。続編そして完結編が書かれる日は来るのか。2019/02/27

豊玉南

0
著者は優れた中東ウオッチャーです。今後の活躍に期待。2019/10/16

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