内容説明
本書では、セラピーを求める時代を概観するところからはじめ、音楽セラピーの歴史や基本的な方法論を語っています。また、著者の所属している青音協という音楽家の集まりが実践してきた音楽セラピーを紹介しました。
目次
第1章 癒しの時代(今、なぜ、セラピーか?;音楽の力;音楽セラピーの役割)
第2章 音楽セラピーとは何か(音楽セラピーの歴史;能動的音楽セラピー;受動的音楽セラピー;新時代の音楽セラピー)
第3章 青音協の役割
第4章 私のセラピー観―共鳴としての音楽セラピー(多様性を取り込む;「ふれあい」;模倣から共鳴へ;音楽環境;メンタルハーモニー;シェイクハンズ・シェイクハーツ;右脳の働き;リズム;共鳴する声帯;ハーモニー;倍音)
第5章 何をうたってきたのだろう?―高齢者のための曲目リスト(暖かい交流のために;時代の歌)