内容説明
本書は一方で、しばしば「(学部・大学院)一貫教育」とか「教育すべき事項の高度化・複雑化に対応する補充教育の必要性」とかいうタームで語られる、学部教育と大学院教育の関係を、大学院の現場における教育のプラクティスに即して検討しなおすことと、他方で、大学院の質的・量的充実が叫ばれるなかで、それを取り巻く社会のニーズなり、大学院・学位に対するイメージなりが、いまひとつ判然としない現実に思いを致し、それと(学位制度運用をも含めて)大学院教育のあり方の関連にメスを入れること、を展開した。
目次
第1部 大学院教育と学部教育
第2部 博士課程教育の現状と課題
第3部 大学院教育と社会
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