内容説明
本書は、大学基準協会結成前後に、日本の大学行政と将来構想とは、どのような機関・人物によって、どのようにかたちづくられたか。本協会の前身である協議会的組織の形成、内閣諮問機関であった教育刷新委員会の新制大学構想、占領軍当局の大学改革方針、文部省の対応と学校教育法立案活動、これらの渦中にあった本協会の形成とそこに集まった大学人たちの行動と言説―これらを根本史料によって洗い出し本協会誕生期を明らかにする。
目次
序章 本稿の課題と性格
第2章 第二期(一九四七年一月七日~三月二五日)の事実経過と活動内容
第3章 第三期(一九四七年三月二五日~五月一二日)の事実経過と活動内容
第4章 第四期(一九四七年五月一二日~七月八日)の事業経過と活動内容
終章 大学の設置認可の原理と制度はどうあるべきか
-
- 和書
- 新装版星空図鑑