目次
第1章 大人への児童文化の招待(児童文学は誰のもの…?;死と再生を経て大人になる;今の社会での大人っぽさ、子どもっぽさ;『だれが君を殺したのか』より―少年たちの葛藤への共感;お母さんと子どもの位置関係 ほか)
第2章 児童文学における家族の意味(『ヨーンじいちゃん』より―老親を迎えた一家の成長;いい家族はいい物語をもつ;家族の死を体験する ほか)
第3章 子どもの気持ちを知りたかったら(人の役になんか立てない;合法的家出をさせたい;子どもの気持ちを知りたかったら;「生きたい」と言えない子ども;適切に依存できる人は自立している;日本の男性の自立の仕方;児童文学を書くのは恐ろしい ほか)