出版社内容情報
戦争責任への誠実と苦悩を描いた戦後の火野葦平短編集
【目次】
無郷者
悲しき兵隊
追放者
桃太郎
遺骨の人
日本鬼子兵
【解説】 戦争責任への誠実と苦悩と(新船海三郎)
内容説明
兵隊作家・火野葦平が見た戦後の兵士たち。みずからの”戦争責任”を問い、くり返さぬ思いを込める佳編。
著者等紹介
火野葦平[ヒノアシヘイ]
1907(明治40)年1月25日、福岡県北九州市(若松)に、父玉井金五郎、母マンの長男・勝則として生れる。金五郎は若松の沖仲仕をまとめた玉井組組長。二人は戦後、葦平によって「花と竜」に描かれる。1937年、陸軍伍長として召集され、翌年、「糞尿譚」で芥川賞を受賞すると中支派遣軍報道部へ転属。中国、太平洋戦線、インパールなどを転戦。従軍して書いた「麦と兵隊」、さらに「土と兵隊」「花と兵隊」とあわせた兵隊3部作は300万部を超えるベストセラーになった。戦後、1948(昭和23)年6月25日から1950(昭和25)年10月13日まで文筆家追放指定を受けた。1960(昭和35)年1月24日、若松の自宅「河伯洞」書斎で自死した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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