内容説明
ブギやブルースだけじゃない。戦争になれば、落語・漫才・浪曲・講談、笑いも泣きも、みんな統制されていく。でも、それからじゃ遅い!!禁演/国策落語研究の第一任者が戦時下の演芸を詳らかに。
目次
第1章 “笑い”を嫌った戦争
第2章 娯楽から戦争目的完遂へ
第3章 一番人気の浪曲を統制
第4章 政府・軍部からの信頼厚かった講談
第5章 戦争プロパガンダの漫才
第6章 「健全・明朗」な演芸
第7章 思想戦の強化
第8章 戦争末期の政策転換
第9章 戦時下の演芸に対する国民の反応
第10章 愛国浪曲と現代浪曲
著者等紹介
柏木新[カシワギシン]
1948年生まれ。話芸史研究家・演芸評論家。歴史学研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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