翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に

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翻弄されるいのちと文学―震災の後、コロナの渦中、「戦争」前に

  • 新船 海三郎【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871542425
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

あれから、あの時、そして今。問われているのは同じことなのではないだろうか。たとえば、西条八十が「馬のションベン渡し船だからなぁ」と言って軍歌を作り続けたような、「しかたがない、しかたがない」と流され、流れる…。3・11と福島原発事故後を、パンデミックに攪拌される差別意識を、「新しい戦前」のきな臭さを、文学作品に読み、もう一度問いかけてみたい。それでいいのか、と。

目次

1 三・一一と原発事故後の文学(三・一一から、三・一一へ;核エネルギー認識と三・一一後の文学;個をつなぎ、連帯を求めて;「私」から「私」を越えて;ろうそく一本の抵抗―水上勉と若狭原発;三・一一後に読む『こつなぎ物語』)
2 パンデミックが攪拌する差別意識(「朝鮮」と呼べたとき―小説『大阪環状線』の「在日韓国・朝鮮人」をめぐって;痼疾としての差別意識;パンデミックとシェイクスピア、あるいは石井四郎軍医中将;“馬のションベン”と軍歌までの距離;文学が障害者の「障壁」になるとき)
3 「新しい戦前」に「戦争」を読む(夏に読む大岡昇平;日中戦争と五味川純平;戦争加害をえがくということ―洲之内徹とその小説の評価をめぐって;早乙女勝元と東京大空襲;大江健三郎と天皇(制)、また「戦後民主主義」―「セヴンティーン」から「晩年様式集」まで
「平和」と「勝利」と「民主」という思想―大江健三郎の二つのノー卜から
ドイツの「沈黙」、ニッポンの「沈黙」)

著者等紹介

新船海三郎[シンフネカイサブロウ]
1947年北海道留萌生まれ。大阪市立大学(文学部)中退。新聞記者、雑誌編集者、出版社代表などを経る。日本民主主義文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。