目次
序章 そうか、わたしは「老人」なのよね(熊原保さんとの出会い;わくら葉の美しさを描く禮子さん;1076万8373円の寄付が発端;「施設が年寄りの力を奪っている」;「安心して堂々と年とりましょうや」;「総領へ、帰らにゃいけん」;「老人の生きがい対策の事例ですよ」;これは奇跡だ!)
1部 足りないけど、いいね。(あそこ(ユーシャイン)は私の臨終の場です
生きること自体、アートなんだ!
叶うまでやるのが夢なんですよ
介護保険もいいことやるなあ!?)
2部 地産地生の里山拡命(みず幸場―稼働祭のテープシャワー;成るか、「里山資本主義」;根本は「地域でねばる」こと)
3部 苦境こそ再輝動の時(まるごと福祉=定期巡回・随時対応;包容(インクルーシブ)社会へ
「負けながら生きてゆく」という覚悟)
著者等紹介
指田志恵子[サシダシエコ]
1940年、東京都世田谷区に生まれる。45年2月、父方の郷里(新潟県能生町)へ疎開。59年、新潟県立糸帰川高等学校卒業。61年、国際情報社編集局勤務。65年、講談社取材記者。67年からフリーの物書きとなる。81年、仏教大学文学部仏教学科の通信教育受講開始。この間、72年に結婚。一女一男誕生。現在の仕事は“老い”と“古里再生”をテーマに取材・執筆・講演活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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