安倍政権の医療・介護戦略を問う―その危険な狙い、そして真の改革への対案

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784871541282
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C3036

内容説明

「医療・介護総合法」などで医療・介護はどうなってしまうのか?安心して受けることのできる医療・介護のためになにをどうしたらいいのか?問題整理と対案提示。

目次

第1章 安倍政権が目指す医療・介護戦略
第2章 TPPの思惑と医療のゆくえ
第3章 医療・介護政策改革の方向性への視座
第4章 医療提供体制再編とプライマリ・ケア
第5章 国保の実態と医療保障
第6章 介護保険制度改革と地域包括ケアのゆくえ
第7章 介護労働をめぐる課題
第8章 人権としての医療・介護と利用者負担

著者等紹介

芝田英昭[シバタヒデアキ]
立教大学コミュニティ福祉学部教授(博士:社会学)。1958年福井県生まれ。金沢大学大学院博士後期課程単位取得退学。2009年より現職

曽我千春[ソガチハル]
金沢星稜大学経済学部准教授(修士:法学)。1965年岐阜県恵那市生まれ。金沢大学博士後期課程在学中。2010年より現職

鶴田禎人[ツルタヨシト]
同朋大学社会福祉学部専任講師(博士:経済学)。1981年愛知県生まれ。金沢大学大学院博士後期課程修了。宮崎大学教育文化学部講師を経て、2014年より現職

寺尾正之[テラオマサユキ]
全国保険医団体連合会政策部事務局。公益財団法人日本医療総合研究所評議員。1953年東京都生まれ。2012年より現職

長友薫輝[ナガトモマサテル]
津市立三重短期大学教授。1975年宮崎県生まれ。龍谷大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得。自治体問題研究所理事、公益財団法人日本医療総合研究所理事等。2004年から津市立三重短期大学専任講師、助教授を経て2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

11
本著は、安倍政権が狙っている、介護・医療戦略について、その本質と国民生活に及ぼす影響について分析したものです。安倍政権が行おうとしている介護・医療戦略は、自助・自立の自己責任を強いるものであり、新自由主義の考え方に基づいているものであることはわかります。また、TPPが医療改革に及ぼす影響や、国保の貧困層が多く抱えている実態やそこからの改革の展望、「地域包括ケア」の本質と問題点、介護労働の実情から常勤換算制度の矛盾点、人権としての介護・医療の視点から負担のあり方などについて学ぶことができると思います。2014/07/28

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